職人紹介

伝統を受け継ぎ、次の時代を創る。
岡野 裕吉
切子職人
クリスタルガラスの輝きを引き出し、美しい文様を刻む切子職人。伝統的な技術を受け継ぎながらも、若手ならではの柔軟な発想で挑戦を続けています。
幼い頃からものづくりが好きだった岡野氏は、友人の紹介で切子の世界に足を踏み入れ、その奥深さに魅了されました。「このカットができるようになりたい」という探求心と、自分の成長を実感できる喜びを糧に、日々研鑽を重ねています。

技術を磨き、切子の世界へ。
私は友人の紹介で切子の世界に入りました。作業を進めるうちに、自分の成長を感じられるのが楽しくて、どんどん切子の魅力に引き込まれていきました。小さい頃から物を作ることも好きだったので、この仕事は自分に合っていると強く感じます。
これまでの仕事で特に嬉しく、鮮明に記憶に残っていることがあります。それは、カガミクリスタルの最高峰の一つとも言える「江戸切子 金赤色被毬型花瓶<八角籠目紋>」を、初めて一人で作り上げた時のことです。難易度の高いこの製品を完成させた時は、大きな自信になりましたし、「会社に貢献できている」と感じられて、とても嬉しかったのを覚えています。
切子技法は奥深く、ガラスの色や形、大きさによって、同じ<八角籠目紋>のカットでも求められる技術レベルが変わります。製品の外側と内側で見え方が変わる点もガラスならではの特徴で、花瓶のように厚みのあるガラスは特に難易度が高いのです。
これまでの仕事で特に嬉しく、鮮明に記憶に残っていることがあります。それは、カガミクリスタルの最高峰の一つとも言える「江戸切子 金赤色被毬型花瓶<八角籠目紋>」を、初めて一人で作り上げた時のことです。難易度の高いこの製品を完成させた時は、大きな自信になりましたし、「会社に貢献できている」と感じられて、とても嬉しかったのを覚えています。
切子技法は奥深く、ガラスの色や形、大きさによって、同じ<八角籠目紋>のカットでも求められる技術レベルが変わります。製品の外側と内側で見え方が変わる点もガラスならではの特徴で、花瓶のように厚みのあるガラスは特に難易度が高いのです。

職人のこだわりと、未来への挑戦。
完璧な作品というのは、おそらく作れないと思っています。けれど、数を重ねることで「こうすればいいな」「こっちのやり方がやりやすいな」といった新しい発見があります。前回気づけなかったことを日々考えながら、少しでも理想に近づけるように精進しています。
制作過程で特に大切にしているのは、カットの交点の仕上がりです。ここは製品の美しさを決める重要なポイントだと考えているので、常に最高の仕上がりを目指します。
このこだわりの先にあるのが、「製品を受け取った方に感動を届ける」という私の個人的な目標です。そのために、中途半端なものは作らず、「常に美しさを追求する」という気持ちでカットに挑んでいます。
今後は伝統工芸士になるということも目指しながら、自分の作品作りをしていきたいと思っています。自分でデザインを考えて、形にして、私の表現を皆さんに見ていただけたら嬉しいです。
制作過程で特に大切にしているのは、カットの交点の仕上がりです。ここは製品の美しさを決める重要なポイントだと考えているので、常に最高の仕上がりを目指します。
このこだわりの先にあるのが、「製品を受け取った方に感動を届ける」という私の個人的な目標です。そのために、中途半端なものは作らず、「常に美しさを追求する」という気持ちでカットに挑んでいます。
今後は伝統工芸士になるということも目指しながら、自分の作品作りをしていきたいと思っています。自分でデザインを考えて、形にして、私の表現を皆さんに見ていただけたら嬉しいです。
代表商品紹介

商品番号:F801-1-CAU
江戸切子 金赤色被毬型花瓶<八角籠目紋>
¥550,000 (税込)
鮮やかな色被せクリスタルガラスに、江戸切子の伝統文様である「八角籠目(はっかくかごめ)」を施した毬形花瓶です。丸い毬のような形のガラスに、宝石が埋め込まれたかのようなカット。お花を活けるのはもちろん、そのままでもインテリアとしてお楽しみいただけます。
詳しい商品情報はこちら

商品番号:F713-2925-CMP
直営店限定 江戸切子 手まり花瓶 <花七宝>
¥34,650 (税込)
可愛らしい丸い花瓶は、手まりをイメージ。伝統ある手まりの美しい幾何学模様を江戸切子で表現しました。
鮮やかなクリスタルガラスに"寄り添う"ように花を飾ると、日本らしい情緒と美しさが一層引き立ちます。
職人の技を生かしたカットが施された花瓶は、そのままでもインテリアとしてお楽しみいただけます。
詳しい商品情報はこちら
鮮やかなクリスタルガラスに"寄り添う"ように花を飾ると、日本らしい情緒と美しさが一層引き立ちます。
職人の技を生かしたカットが施された花瓶は、そのままでもインテリアとしてお楽しみいただけます。